コロナ禍以降、多くの方が悩まされている「マスクかぶれ」
私自身、普段はマスクをしない生活をしていますが、数日間続けてマスクをつけなければならない状況があり、5年ぶりにひどいマスクかぶれを経験しました。
今回はその体験を残しておこうと思います。
マスクかぶれは口唇炎から始まった
私の場合、マスクを長時間つけると最初にトラブルが出るのは唇まわりです。
もともと口唇炎を起こしやすくなったきっかけは、アメリカで大量購入した「美白歯磨き粉」。
口内のパサつきを感じながらも1年間使い続けてしまったことで、唇が荒れやすい状態になってしまいました。
今回も同じように、唇の縁にピリピリ感と小さな水疱が出はじめ、そこから赤みが顔全体に広がっていったのです。
汗をかいたら“即”対処が大事
マスク1日目は短時間の装着でしたが、真夏の猛暑でマスク内は蒸れ蒸れ。
外した時には汗をかいていました。
本来なら、
- 濡れタオルで汗を拭き取る
- ワセリンなどでバリアを作る
これをしていれば防げたはず…。
しかしその時は余裕がなく、放置してしまった結果、2日目以降に一気に口唇炎とマスクかぶれが悪化。
セルフケアでは追いつかない状態になってしまいました。
肌トラブルは「免疫低下」とリンクしている
肌は体のバリア=免疫の一部です。
疲れやストレスで免疫が落ちているときは、マスクの刺激や汗の刺激がきっかけとなり、肌荒れが一気に進行しやすくなります。
特に私のように、
- アトピー肌
- 酒さ(毛細血管拡張症)
がある人は、肌が弱く、トラブルが重症化しやすいのです。
皮膚科での診察と医師の言葉
悪化したため、皮膚科を受診しました。治療後は無事に肌は回復。
担当してくださった女性医師から納得の言葉をいただきました。
「私も化粧水はつけていません。化粧水はただの水です!」
「日本は“化粧水を必ずつける文化”がありますが、海外ではそんなことはありませんよ。」
これは日頃からお伝えしていたことだったので、思わず深くうなずきました。
自分の“トラブルパターン”を知る
今回の経験で改めて実感したのは、
✅ 自分の肌がどんな時にトラブルを起こしやすいかを知っておくこと
✅ その状況になる前に、予防ケアをしておくこと
この2つの大切さです。
例えば、私の場合は「マスク+汗=口唇炎から悪化」というパターン。
だからこそ今後は、汗をかいたら即拭き取り+ワセリンでガードを徹底しようと思います。
まとめ
- マスクかぶれは、免疫が落ちているときに一気に悪化しやすい
- 敏感肌・アトピー肌・酒さ持ちの方は特に注意
- 化粧水は逆に乾燥させる
- 最大のポイントは「自分の肌のトラブルパターンを知ること」
肌トラブルで悩んでいる方は、ぜひご自身のパターンを振り返ってみてください。
素肌律・スキンケア