美肌になる前に、健康な肌が必要

お肌のこと
Beauty image of a beautiful Japanese woman




「健康な肌」と聞くと、どんな肌を想像しますか?


私は血色がいい肌を1番に思い浮かべていたかな〜と思います。


健康な肌になるより美肌になりたい!と思っていませんか?


この記事では、健康な肌とはどんな状態のことをいうのかを書いてみようと思います。




健康肌とは?


① スキンケアしていなくても乾燥しない(真冬やエアコンでも)
②しっとりじゃなく、サラサラしている
③ 適度な透明感・ふっくら感がある



健康肌は、だいたいこの3つを満たしています。



① スキンケアしていなくても乾燥しない(真冬やエアコンでも)


何もつけてなくても乾燥しないのは、肌バリアが整っているのと内側から油分も分泌できていて、内側から皮脂膜を自然につくることができています。


⭕️ 黒線で囲った角質層(肌バリア)の構造が整っています。(健康肌)
黒線で囲った角質層(肌バリア)の構造が壊れています。(乾燥肌・敏感肌)



「乾燥のケアをしましょう」と言って、この肌バリアに保湿成分を補おうとする(バリアを壊さないと補えない)のが高保湿・敏感肌・エイジングケアなどの化粧品です。


肌を守る第2の防塞・角質層は、「外から補ってつくる」のではなく、「100%自らつくりだしたものだけにする」べきなんです。


外から補ってつくる肌バリアはとても弱く、100%自らつくった自前のバリアはとても強いです。


補ってつくる肌バリアは、常に補っていないと戦えない(戦っても負けるけど)不健康な肌といえます。


その戦えない不健康な肌の上に、美肌は成り立ちません。


肌に導入化粧水、化粧水、美容液・・・と、しっかりお手入れして肌にいいことしたという気になるのは危険なことだと思います。


それで乾燥を感じなければ、全然問題は無いのですが。。。



②しっとりじゃなく、サラサラしている


肌にツヤ感があるのって若い印象ありませんか?


美容医療の女医さんや美容家さんのようなシミ1つ無い真っ白白でツヤツヤした肌は実際のところ「健康的なキレイさ」とは程遠いものがあります。

さすがにやりすぎ!




メディアでは、それが美肌だと印象付けられていますが、健康な肌は、むしろ逆でセミマット感があります。


健康肌は肌表面にちゃんと油分はありながらも、サラサラしています。


あからさまに油分が出ているようなツヤ感はないんですよね。


素肌にツヤっと(テカッと?)油分があるのは、皮脂分泌が機能亢進を起こしている現象で、普通の状態ではないです。



③ 適度な透明感・ふっくら感がある


これは、①の肌バリアが整っているからこそ現れる現象です。


バリアが光を反射できるので、内側から跳ね返すような自然な透明感があるのが大きな特徴です。


お手入れを頑張っていた30代の頃の肌は、スキンケアをしないでいると下画像の方のようなシワが小鼻の横から放射線状に流れるように入っていました。

洗顔した後に保湿しないと、こんな感じの流れるようなシワが出ていました。



笑うとパリパリに・・・


もうすぐ55才になりますが、30代にあったこのような余計なシワは、スキンケアしなくても全く出なくなりました。


肌にふっくら感を感じた時が、バリアがしっかり整ってきた証拠です。


細胞がどんどん生まれて皮フが厚くなり、コラーゲンもつくられるようになるので弾力やハリを感じます。


ここは本当にスキンケアで大事なところなのですが、自前のバリア機能に不純物を混ぜない!


何十万円もする高級クリームでも、100%自前のバリアには1ミリも及ぶことができません!






最後に・・・


健康な肌ってどんな肌?と聞かれると、「保湿を与えなくても乾燥しなくて、自然な透明感がある肌」と答えます。


美肌は、健康な肌の上に成り立つ。


まずは、「保湿を与えなくても乾燥しない肌」に整えないといけないんですね。


そうしておくことが、何よりも敏感肌や乾燥肌の安全なエイジングケアになりますよ。








natura skin therapy

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