■ スライサーで初めての指の皮膚をスライス…血が止まらない!
ニンジンをスライサーで切っていたら一緒に自分の皮フまでスパッとスライスしてしまいました。
数ミリほど皮膚が削れてしまい、なかなか血が止まらずパニックに( ; ; )
ティッシュで押さえてもすぐ真っ赤。
病院行きかな?と思ってましたが、とりあえず手を高く上げて止血を試みました。
流血はしばらくすると止まってきたので、とりあえず病院行きはやめました。
■ NG行動!
ここでやりがちなのが消毒なのですが、実は「消毒」は、傷の治りを遅くさせます。
消毒液には 細胞を壊す作用 があり、治癒に必要な細胞まで破壊してしまうため、痛みも増します。
私はこれまで、湯たんぽによる「低温火傷」を、何度か モイストヒーリング で治した経験があったので、今回もその方法を試しました。
モイストヒーリングとは?
傷を乾燥させず、消毒せずに治す方法 のこと。
ポイントは2つだけ。
- 傷口を乾かさない
- 消毒液を使わない
これだけで、乾燥させる従来の治療より 痛みが少なく治りが早い 治療法です。
実際にやった応急処置(手順)
① 傷口を流水で洗う
→ こすらず洗い、傷口に流水の圧をかけないようにし、流水が傷口を流れるようにする。
心臓より高くして止血 を試みる。
② ラップで覆う(応急)
→ 乾燥させないための応急処置。その上から汚れてもいいガーゼで保護。
※ 絆創膏は後々、傷口が絆創膏にへばりついて精神的・肉体的苦痛を味わうことに( ; ; )
③ ドラッグストアへ走る
→ ハイドロコロイドパッド を購入
④ ハイドロコロイドパッドを貼る
→ 血液や浸出液を吸収し、ゼリー状になって傷を守ってくれます。
痛みなく剥がせるし、傷口にくっつくこともありません。


実感したこと
・切ったすぐはジンジンしたが、覆うと全く痛みなし
・ラップとハイドロコロイドで湿潤を保てた
・感染・腫れ・赤みなし痛くないから油断して、ついぶつけてしまうのだけど、ぶつけた時の痛みも出血もどんどん減ってきています。
10日経ち、皮フは完全に上皮したので普通の絆創膏に変えました。絆創膏も必要なさそうだけど念の為。
毎回パットを剥がすときのストレスもなく、痛い思いを全くすることなく治すことができました。
切り傷は「消毒せず・乾燥させず」がポイント
・乾燥=治癒の邪魔
・消毒=細胞ダメージで痛い&治りが遅い
自然治癒力が働きやすい環境をつくるだけでこんなに違うんだ…と実感しました。
傷は乾燥させてはいけない!これ、お顔のケアとは全く逆なんですよ!!
おもしろくないですか?
まとめ|スライサー事故は年末年始に増える…!
- 指を切ったら「消毒しない・乾燥させない」
- 応急処置は モイストヒーリング
- ハイドロコロイドパッド が強い味方
料理中のスライサーは要注意…!
指先って本当にスパッといきますよね(涙)
※この記事は 私の体験談 です。
出血が止まらない・深い傷・感染が疑われるなどの症状がある場合は、早めに医療機関を受診してくださいね。その際、モイストヒーリングで治療してくれる病院がオススメです!
素肌律・スキンケア

