前回の記事では、「表情の老化」について書きました。
この記事では、「顔で老化のスイッチが最初に入る場所」を書きたいと思います。
老化の始まりは「眼瞼下垂」
・若い頃に比べて上まぶたが垂れてきた
・目が小さくなった
・目が開きづらい
・まぶたが重く感じる
・視野が狭くなってきた
・一重まぶたが二重になった
・年齢より老けて見える
・眉毛の下がくぼんできた
・物を見る時にあごを上げてしまう
これは眼瞼下垂の症状です。

眼球の上側についている「眼瞼挙筋」という筋肉の衰えや損傷・神経の問題などで「まぶたが下がる」「眠たそうに見える」が起こります。
女性は40代以降で症状が出ることが多く、なりやすいのは、
・ハードコンタクトレンズを長期使用している人
・目をこする人
・いつもアイメイクする人
若い人でもスマホの使いすぎで症状が出ることもあるそうです。
まぶたが重たいので目を開けようとすると、眉毛が上がるので額にシワができます。
もし額に深いシワができているのなら、眼瞼下垂になっているのかもしれません。
もちろん!例外もありますよ。
驚きの表情を普段からよくしている傾向にあると、額にシワができやすいこともありますよね。

目をぎゅっと、つぶる
眼瞼下垂になると日中は眉毛をあげようとし額の筋肉が緊張しているので、夜はその緊張した額の筋肉を和らげようとします。
睡眠中に、「目をギュッとつむる」事をして筋肉の緊張を解放している・・ということなんですね。
目をギュッとつむると、副交感神経(ゆるむ神経)が優位になるからなんです。
話がそれますが、目が疲れていると目を触りたくなりませんか?
これも、副交感神経を優位にさせようとするストレスサインなんです。
目をギュッとつむることが多くなると、「眉間のシワ」「鼻根のシワ」が定着します。
この目をギュッとする行為って、結構強い力を使いますからね。。。

顔の老化はドミノ倒しのように
眼瞼下垂じゃなくても、日頃の目の疲れで不快感があることでも目をギュッとつむる。
この行為が多くなると、額のシワをきっかけに、眉間のシワ・鼻根のシワ
こんな感じでドミノ倒しのようにシワが刻まれていきます。
自分自身、朝起きるとやけに眉間のシワがくっきり入っている時あるんですよね〜 T_T
対処法
・眼瞼挙筋を鍛える
・目の疲れ・ストレスを癒す
目の周りの筋肉はマッサージで緩ませることが大事ですが、自己流でまぶたをマッサージすると「眼瞼挙筋」を痛めてしまうことがあります。
セルフケアでは、トレーニングがオススメです。
✴︎眼瞼下垂予防セルフトレーニング✴︎
① 目を閉じて眉を下げることを意識し額の力を抜きます
② 左右の眉毛が動かないよう額全体を手のひらで押さえる
③ 両目を限界まで大きく見開いて5秒キープする
④ ゆっくり目を閉じてリラックスする
この①〜④を1セットとし、1日に数回繰り返しましょう。
睡眠中の目をギュッとつむる動作は、もうどうすることも出来ないけど、和らげることはできるかもしれません。
目に違和感・疲れがある時は、眼球を軽くちょっとだけ押さえてあげるといいです。
アイピローを目の上に乗せる感じで。
疲れた時や寝る前にすると、なんとなく眠気を催してきます。
入眠のルーティーンにするといいかもですね。
面倒でなければホットタオルを当ててするのも気持ちいいですよ〜

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